桶川市の整形外科 坂田東整形外科

桶川市の整形外科、坂田東整形外科

休診日
木・土曜午後・日・祝日
診療時間
9:00~12:00 / 14:30~17:30
※時間内に受付ください
048-788-3672

母指CM関節症
Column

母指CM関節症の症状

物をつまむ時やビンのふたを開ける、ボタンをかける時など母指(親指)に力を必要とする動作で、手首の母指の付け根付近に痛みが出ます。

進行するとこの付近が膨らみ、関節の隙間が狭くなると母指が開きにくくなります。

さらに骨硬化で骨棘ができることもあります。

また母指の指先の関節が曲がり、手前の関節が反った「白鳥の首」変形を呈してきます。

母指CM関節症の原因

母指の手前の甲の骨(第1中手骨)と手首の小さい骨(大菱形骨)の間の関節(第1手根中手骨関節:CM関節)は、母指が他の指と向き合ってつまみ動作ができるように大きな動きのある関節です。

その分使い過ぎや老化に伴って、関節軟骨の摩耗が起き易く、進行すると関節が腫れ、亜脱臼してきて母指が変形してきます。

母指CM関節症の診断

母指の付け根のCM関節のところに腫れがあり、押すと痛みがあります。母指を捻るようにすると強い痛みが出ます。

似た症状に腱鞘炎やリウマチによる関節炎があるため、レントゲン検査で診断を行います。

母指CM関節症の治療

消炎鎮痛剤入りの貼り薬を貼り、CM関節保護用の軟性装具を付けるか、固めの包帯を母指から手首にかけて8の字型に巻いて動きを制限します。

それでも不十分なときは、痛み止め(消炎鎮痛剤)の内服、関節内注射を行います。

痛みが強く、亜脱臼を伴う高度な関節の変形や母指の白鳥の首変形が見られる時には、関節固定術や大菱形骨の一部を切除して靱帯を再建する切除関節形成術などの手術が必要になります。

母指CM関節症の治療やご相談は当クリニックへ!

坂田東整形外科では整形外科専門医、運動器リハビリテーション医の資格を持つ院長が丁寧に診察いたします。

症状についてお悩み、治療で不安なことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

クリニック内には充実したリハビリ設備を完備し、理学療法士によるリハビリテーションも実施しています。


このページの先頭へ戻る