

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減り、変形して痛みが生じる病気です。
階段昇降がつらい、正座ができない、などの症状があり、進行すると膝が伸ばせなくなります。
原因は、関節の軟骨が年齢とともに弾力性を失い、すり減り、関節が変形して痛みが生じます。
診断は、触診やレントゲンなどで、痛みの場所や動かせる範囲、骨の変形具合を確認します。
疼痛が強かったり、動かす際の引っ掛かりなどあればMRIの検査を行う事もあります。
治療は、鎮痛薬やヒアルロン酸の注射、ぶつり運動療法を行い、場合によっては膝の荷重軽減の装具療法も行ったりします。
これらの治療で改善しない場合には、手術療法も検討し、病院の方にご紹介します。
歩くのに重要な膝がしっかり動くように、やっていきましょう。